【医者本人が答える】医者夫のお小遣いの適正額はどれぐらいか?

医者じゃないのに医者と名乗るのは医師法違反なので、ドクターノミゾの医師免許を見たい方はコチラのプロフィールをどうぞ。
医者のお小遣いはどれぐらいが適正だとおもいますか?
あとで詳しくお話しますが、ドクターノミゾの場合は3〜4万円です。月による変動性をとっています。
家族形態によってお小遣いの適正額の答えは違うと思いますが、結婚して家庭を持つのであれば小遣い制にしないと大変なことになります。
医者は金融リテラシーが低く、何かと出費もしがちです。
医者と結婚するのであれば、しっかり財布のヒモは妻が握るほうが懸命です。
ドクターノミゾ自身のお小遣いを紹介しつつ、自分の周りの医者がどんな感じかこれからお伝えします。
また、現実的な生活費をお伝えすることで、決して医者は豪遊できないということも教えます。
ドクターノミゾのお小遣い

結論からいうと、ドクターノミゾの小遣いは、月の手取り額の5%です。
現在の月の手取り額はだいたい70〜80万で推移してますので、小遣いは3万5千円〜4万円の間です。
10万円もなぜ変動するのかというと、時間外手当だったり当直の回数だったり、救急車の受け入れ台数で変わるからです。
このようなシステムをとるに至ったには紆余曲折あるのですが、今の所、妻に文句はないです。
割合の小遣いではなく固定で3万円ないし4万円のときもありましたが、当直頑張ったり今後年収があがっても小遣いが増えないと考えたらモチベーションが保てないと説明したところ、このような割合制となりました。
これなら当直すればするほどわずかですが小遣いが増えるためまだ頑張りがいがあります。
ちなみに妻の小遣いも自分と同じ額とし、不公平感はないはずです。
年収1500万円で小遣いが3〜4万円というのは周りの医者と比べると少なく、悲しい気持ちもあります。
しかし、今後の日本を考えたときに、少子高齢化で経済が衰退し、医者の給料も下がる可能性を考えたときに、やむを得ないと思っています。

悲しいけどやむなし!
金遣いの荒いドクターMのお話

ドクターノミゾの医者の友人でめちゃくちゃ金遣いがあらい奴、ドクターMがいます。
学生の頃からお金を無尽蔵に使っていました。
ゲームアプリの課金に10万円は当たり前、飲み会も後輩にはおごりまくり。
こやつは両親が開業医であり、じーさんばーさんもかなり金持っているという金持ち家系なので、まぁそんだけ使うほどお金はもっているというわけです。
医者になった今でも、ゲームアプリに100万円だか課金して、リボルディング払いしてるというアホさです。
金融リテラシーのかけらもないです。
彼は現在独身ではありますが、結婚したらどうなるのかと不安です。
彼女と同棲中だし、大丈夫かと不安ではありますが、親が開業医だしまぁなんとかなるでしょう。
彼が結婚して、小遣いが3万円〜4万円になったらおそらく発狂するでしょうね。
ドクターMは特殊な例ですが、一般的な医者の小遣いはだいたい8〜10万円ぐらいの印象です。
それぐらいあげないと、不満が溜まっていくでしょう。
ドクターノミゾは今でこそ3〜4万円で納得してますが、小遣いを3万円にされたときはまじで大喧嘩しました。

年収1500万円でも決して豪遊できない理由

年収1500万円ならさぞかし裕福な暮らしができるだろうと考えてる人も多いと思います。
でも実際そんなことはないです。ドクターノミゾも働く前は、医者にさえなれば裕福な暮らしができると心底信じていました。
多くのサラリーマンが目指す、年収1000万円も同じです。
決して豪遊なんかできません。
その理由をこれからお話します。
ここからは自分の話になりますが、自分は妻と子供が2人います。
彼女彼らを養う必要が当たり前ですけどあるわけです。
自分一人だけなら、年収1500万円でさぞ豪遊できるでしょうが、家族がいるとそうはいきません。
本当に色々お金がかかります。
年収1500万円が60歳まで継続、子供二人は大学4年制を卒業、戸建てに5000万円つかう、妻はずっと専業主婦として計算してみます。
決して豪遊しなくても、この生活を続けた場合、60歳での貯金は7600万円ちょっとです。
1億円もたまらないわけです。毎日外食して、毎年海外旅行なんかに行ってたら、貯金なんてほとんどなくなるでしょう。
現実問題、医者もサラリーマンです。サラリーマンである以上、想像するような裕福な暮らしというものはできません。
さらに一般的な医者の場合、働く場所も選べませんから、年収も相当変動します。
大学病院になんかいったらすずめの涙程度しかもらえません。
年収1500万円でも、たまにリッチなことができる程度の認識でいるのが無難です。
いつもリッチな暮らしをすると家計は破綻します。

結論:医者のお小遣いの適正価格

ドクターノミゾが考える医者の小遣いの適正価格は8万円〜10万円です。
家族構成にもよりますが、4人家族でこれぐらいがよいかと思います。
少なすぎると絶対に不満がたまります。
学生時代に一生懸命勉強し、学生時代も勉強し、医者になってからも忙しく働いて小遣い3万円ならおそらくブチギレます。
医学書にお金かかりますし、学会費もあります。また、医者はとくに飲み会が多いです。看護師におごりたくないけど、おごることもあります。
自分も小遣い3〜4万円で納得するのにものすごい時間がかかりました。
どうしても医者である夫の小遣いを3〜4万円にしたい場合は、それ相応の理由と長い対話が必要と思います。
でも、医者として働く自分としては、医者である夫に8〜10万円ぐらいは上げてほしいです。

自分は3〜4万円で納得はしてますが、本当のこと言えばもう少しもらえたら嬉しい。。。
感想
医者のお小遣い設定はなかなか難しいです。
高給取りではありますが、使いすぎるとあっというまになくなります。
開業医でもないかぎり、小遣い制にするのが自分は無難と考えます。
じゃないと無尽蔵にお金を使ってしまう。。。気がする。
最後に一言
医者だって所詮はサラリーマン